浮気の証拠について

■浮気の証拠が必要な理由
浮気には法的な証拠が必要です。
なぜなら、浮気を不貞行為として立証できなければ、法的な離婚原因にもなりませんし、慰謝料の請求もできないからです。
不貞行為とは、配偶者以外の第三者と性的関係を持つことをさします。
離婚調停や裁判では、確実な不貞行為の証拠を提示することで浮気の証拠とします。

■法的に有効な浮気の証拠
法的に有効な浮気の証拠には、どのようなものがあるのか、選び方をみていきます。
まず、「浮気相手とホテルから出入りしたところを収められた写真」は有効な証拠と言えます。ただし、3回以上の出入り写真が必要とされる場合もあります。
また、浮気相手と性行為に及んでいる場面を撮影した写真や動画も証拠となりますが、入手することは非常に困難です。

■法的に有効とはいえない浮気の証拠
法的に有効とはいえない浮気の証拠もあります。
携帯電話やスマートフォン(スマホ)でのメール履歴や内容、lineの内容、通話記録などは法的に不貞行為があったことを示すには至らない場合が多いです。
同様にツーショット写真も、基本的に裁判では不貞行為とみなされません。

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